

近所の川沿いの河川敷に「キクイモ」の群生が見られました。繁殖力が強いんですね。花は大振りできれいな姿をしています。背丈はかなり高く、そよ風にも揺れるので写真を撮るには苦労しました。記述にもありますが食べられるとは知りませんでした。
キクイモ(菊芋、英Jerusalem artichoke、girasole、学名Helianthus tuberosus)は、 キク科ヒマワリ属の多年草。別名はアメリカいも、ぶたいも。
草丈1.5~3mと大きくなり、菊あるいはヒマワリに似た黄色い花を9-10月につけ、 10月末に地中に塊茎を作る。茎や葉に小さな刺がある。
原産は北アメリカ北部から北東部。日本には江戸時代末期に飼料用作物として伝来した。 栽培されているもの以外に、第二次世界大戦中に加工用や食用として栽培されたものが野生化したものもある。 塊茎を食用や飼料にするほか、果糖の原料とされる。牛乳で煮たり、バター焼き、フライ、スープ、味噌漬け、煮物などにして食べる。
主成分は食物繊維と難消化性の多糖類イヌリンで、生の菊芋には13-20%のイヌリンが含まれる。 通常の芋類と異なり、デンプンはほとんど含まれない。
イヌリンは消化によってキクイモオリゴ糖(イヌロオリゴ糖)となるため、健康食品として顆粒やお茶として加工され市販されている。