チューリップは地中海沿岸から中国の西南部が原産で、原種は現在のチューリップとは違い地味で小振りの花だったようです。
はじめトルコの人々が観賞用で楽しんでいたものを、16世紀ころトルコに駐在していたヨーロッパのある大使が球根をヨーロッパに持ち帰り、その後17世紀にオランダで熱狂的なチューリップブームが起こり、一気に世界へ広がって行ったそうです。
今でもオランダでは品種改良が進み、世界最大のチューリップ生産国になっています。
名前の由来は、16世紀トルコに駐在していた大使が通訳に、「この花の名前は何ですか。」と尋ねたところ、「自分が頭に巻いているターバン(チュリパ)に似ているもの」と答えたことで、大使はそれを名前だと思いこみそれがチューリップの語源になったと言われています。
・・・ペルシャの古語「tulipan」(頭巾)・・・
チューリップ
日本には1863年ころ日本に伝わり、始めは一部の上流階級の人々や外国人によって鑑賞される程度で、広く知られるようになったのは明治時代のようです。
その後大正時代に入り、チューリップの切花が労働者1日の賃金の半分近くの値段で取引されるようになり、本格的な栽培が始まりました。
新潟や富山などの豪雪地帯は、冬場の出稼ぎの代わりに、裏作として始めたチューリップ栽培が盛んになり、現在でも全国的に高いシェアを占めています。
現在はいろいろな花が、品種改良によって誕生していますが、チューリップももちろん例外ではありません。新しい品種は約20年という月日を経て、やっと商品として流通していきます。
引用先は「秋田商工会会議所青年部」です。
「陽炎の炎」 「恋の花火」
「虹の波」 「白夜の波」
「乙女桜」 「情熱の花火」
「雨のつばさ」 「炎のつばさ」
「フレミングスプリングフレーム」 「ホリゾン」
「ビリチック」 「グミンズ」
「アイスクリーム」 「オレンジレディ」