Erik Satie《二つの夜の夢》
F.Kleynjans 《La_Mignonnette》
貴志 康一作曲/Jun-Tさん編曲《風雅(みやび)小唄》

2008-01-05

「花嫁街道」を歩く

昨日は冬型も収まり、絶好のハイキング日和でした(実は冬型が収まるのはこの日だと確信していたんです)。前から気になっていた南房総の「和田浦」にある「花嫁街道」に出掛けました。

<花嫁街道の由来>
山間にある上三原の集落と海辺の集落との交流道、古くは塩汲みの道から生活物資の往来、学校への通学路として利用され、かつては花嫁行列もここを通って嫁いでいったことから、近年ハイキングコースとして整備され花嫁街道と呼ばれるようになった。

昔とは多少道筋は変わってはいるが、歴史は古く、今でも経文石、じがい水、猿渡り、馬井戸、駒返し、桟敷塚(馬駆け場)等の地名が残されている。

上三原集落も歴史は古く、頼朝伝説に出てくる名馬「スルスミ」を産出したといわれる磑(スルス)森集落、里見伝説の残る五十蔵集落、竹の中集落の竹は浜の漁業の必需品である満漁籠。魚樽の材料として売るために植栽され生活の糧となった。現在も竹林は多く地名となっている。

花の広場公園「花夢花夢」のシンボル「鯨のヒレ」

途中の田園風景

「入り口」です。

「マテバシイ林」の中を行く。

ここで早い昼食を摂りました。ここから太平洋がよく見えます。「自画像」と太平洋観望。



ここは登山家岩崎元郎さんが選んだ新日本百名山の一つ「烏場山」です。ここには「花嫁街道」のシンボル、花嫁さんの石像があります。何故かお賽銭入れがありました。花嫁さんとのツーショットの自画像です。ここからも太平洋がよく見えました。



大木に植生している「マユミの木」です。


ここでの名所「黒滝」です。背後の岩壁が黒いのでこの名前が付いたのかも知れませんね。このところ雨も降らず、水量は少ないです。それと切通の岩壁に張り付いた苔です。


下山途中の畑の菜の花です。もうこの辺は満開です。

内房線のレールです。

稲を刈り取った後に出た新芽が黄葉していました。そろそろこの辺は田植えが始まります。

途中の道端で見つけた「水仙」です。普通見られる黄色のしべが無かったので、この水仙だけ撮りました。


「和田浦」について
日本に残された数少ない沿岸捕鯨基地として知られる港町。町中には名物のくじら料理を味わえる店も多く、今や超高級品となったくじらを、刺し身や立田揚げ、ステーキ、寿司などで存分に味わえます。尚、酒飲みには「クジラのタレ」がお勧めです。実にうまいです。珍味です。周辺には隣接する千倉、白浜などとともに花摘み園が点在しており、例年12月下旬から菜の花などが咲き乱れます。お隣・千倉町にあるローズマリー公園&シェイクスピア・カントリーパークへも近いので、行ってみる価値は大ありですよ。

追記:
今回撮った写真は他にも沢山ありますので後日単品でアップさせて頂きます(ネタの引き延ばし作戦だなあ~)、・・・(-_-;)。

18 件のコメント:

  1. こんばんは。
    噂の自画像を拝見しに来ました~。
    テンプレートも変わってますね。
    すごい盛りだくさんです。
    花道街道、こんなスリリングな道なのですね。ドキドキしてしまう。
    自画像さん、こんばんは。お久しぶりです。
    以前に拝見したときより、ブログの印象の距離が短くなりました。
    え、菜の花が咲いているのですか。
    このような水仙は初めてで新鮮です。
    盛りだくさんの素敵な写真を見せていただきありがとうございます。

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  2. こんばんは。
    自画像拝見しました。
    スマートですね、背も高そうだ事。

    すごく盛り沢山です。
    花嫁街道のちょっと怖い道
    ここを通ってお嫁に行ったのですね。
    地名も昔のままが残されているのは素敵
    それぞれ由来が有りますものね。
    私も昔白浜にはお花摘みに行きました。

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  3. こんばんは

    自画像さんは初めまして・・ですね。
    花嫁街道、名前は凄くロマンチックなのにね。
    昔の花嫁さんはこんな道を嫁いでいったのですね。
    馬の背に揺られて、駕籠に揺られて、それとも歩いて??はないかな。
    真っ白の水仙、初めて見ました。
    とても綺麗ですね。

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  4. 思わず、お写真に会釈しました!
    (;^_^A アセアセ…
    これだけの眺めの良さ!
    お食事も美味しくなりそうです。
    白花の水仙の清楚な雰囲気がいいですね。。。

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  5. さちこさん、こんばんは。
    そうです、うわさのです(^o^)。
    ありがとうございます。けっこう道幅は狭くてすぐ谷底のようなところもありました。もうこれで3回目ですね。これからも時折、出没しますよ(^o^)。
    この水仙を見たときはビックリしました。黄色のしべが無いんですよ。美しかったです。

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  6. 舞のおかあさん、こんばんは。
    背は172cmです。わたし位の年配では高いほうかも知れません。毎日、往復10kmを自転車で通勤してるんでそのお陰ですね。メタボの心配は全くないです(^o^)。この名前に釣られて、来訪するハイカーが多いらしいです。事実はわたしもその一人ですが。そうなんですか、稲毛の浜に潮干狩りに来たことがあると以前、聞きましたが、こちらにもですか。今は横断道路ができたんで、また来て下さいよ、いいところですよ。

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  7. 胡蝶尼殿、こんばんは。
    自画像はこれで3度目なんですよ。ヒッチコックが自分の映画には必ず、ちらっとさり気なく顔を出しますよね。そういう感じにしたいんですが、いつも一人なんで難しいですね。
    多分、歩いてじゃないですかね。街道と言っても登山道みたいなところなんですよ。
    この水仙、胡蝶尼殿も初めてですか、きれいですよね。

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  8. 凪々さん、こんばんは。
    ありがとうございます(^o^)丿。
    そうなんですよ、絶好の展望台でした。天気もよく、寒くもなく、最高でした。
    おにぎりがうまかったです(^o^)。
    この水仙、いいでしょう。そうそう、「清楚」、その言葉通りです。

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  9. 一挙大公開ですね。
    「花嫁街道」「新日本百名山」
    魅力的な呼び名です。
    マテバシイの道は細いですね。
    箪笥長持ちを連ねた花嫁行列には通りにくかったのでは?

    烏場山はどの位の高さがあるのですか?
    百名山といっても、そんなに高くはなさそうですが・・・

    自画像、素敵ですね!
    妖術使いというより、
    インテリジェンスを感じさせる紳士です。

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  10. capucinoさん、こんばんは。
    ありがとうございます。そうなんですよ、この花嫁と百名山の名前に惹かれてくる人が多いそうです。両方ともグットくる名前ですよね。この烏場山は標高265mだそうです。海抜ゼロメートルからのスタートです。展望はいいですよ。富士山も見えますし。
    自画像を褒めて頂き、光栄です。そう言って頂き、とても嬉しいです。遠目で影を作って、少しはまともに見えるような術を使いました(^o^)。

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  11. 自画像さん、こんばんは~♪
    このようにお会いすると、ますます
    こちらのブログが好きになりました。
    「花嫁街道」なんて、すてきな名前
    の道ですね~
    ぜひ歩いてみたくなりますね…
    道順にしたがって、見渡せた情景や
    出合った花嫁像や花、滝などの写真
    が繰り広げられ、あたかも自分が
    歩いているような感覚になりました。
    全体が真っ白な水仙には見入って
    しまいました。
    たくさんのきれいな写真、ありがとう
    ございました。

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  12. 風恋さん、おはようございます。
    いつもありがたいコメントを頂き、とても嬉しいです。たまには顔を出すのもいいかなあと思っています。まだまだ紹介し切れませんが、単品でアップしようと思っています。これからも宜しくお願いします。

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  13. 霧の小次郎さん、★こんばんわ~★

    わ~、花嫁街道ですかぁ?なんて、素敵な名前
    が付けられているのでしょう。
    いつごろから、このような名前が、ついちゃったの
    ですか?
    あっ、はじめまして~。お天気もいいし素晴しい
    ところでの昼食美味しかったでしょう?
    菜の花、そちらも、満開なのですねぇ?とても
    一月なんて思えない光景ですよね~?
    白いスイセンて、珍しいのではないでしょうか?
    わたし、初めてみました。ほとんど、黄色でしょう?
    たくさんの、お写真、楽しませていただきました。
    ありがとうございました♪

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  14. 霧の小次郎さん、こんばんは^^
    わーい♪霧の小次郎さんを発見!
    ポーズもバッチリ決まっていますよ^^v

    そして
    >大木に植生している「マユミの木」です。
    ワタシと同じ名前の木があるなんて驚き
    です!大木に植生しているなんて、隅に
    置けませんね(笑)。
    まさか、「お酒」で育つわけではあるまい。

    房総では、もう菜の花。
    実は我が家から天気が良いと房総半島の形
    がくっきり見えます。
    あそこでは、もう春がやってきているのです
    ね。

    素敵なハイキング、リフレッシュされたの
    ではないでしょうか。

    ごつごつした黒い岩を落ちる「黒滝」。
    訪れつつある春の中にも、きりりと冷たい
    水を想像してしまいます。
    神聖な場所とされることが多い滝ですので
    明日からはお正月気分を払拭し、しゃきっと
    いたします、と写真に懺悔。
    すると、苔が「明るく、元気で頑張るベー」
    と。

    良いお写真を、ありがとうございました!

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  15. オレンジさん、おはようございます。
    ありがとうございます。ハイキングコースとして整備された頃から名付けられたようです。昔はこの道を花嫁行列が通ったんですね。天気がよく、温かく、展望も良かったんで、おにぎりは美味しかったですよ。この白い水仙は珍しいですね、初めて見ました。撮っておいて良かったです。

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  16. shominさん、おはようございます。
    長文のコメント頂き、ありがとうございます。
    生小次郎を褒めて頂き、嬉しいです(^o^)丿。そうなんですか、同じ名前とは。写真を撮っておいて良かったです。実は義妹も同じ名前なんですよ。しかし、この木は楽してますね。
    タワーは高層なんで遠くまで見えていいですね。
    >写真に懺悔
    飲み過ぎを反省しているようですね(^o^)。

    今日から仕事初めですか、弁当の写真、見せて貰いますよ。

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  17. おはようございます。
    昨日は朝から栃木の方へ出かけてました。

    「花嫁街道」のタイトルに心が躍り、自画像での所で、暫し立ち止まってしまいました^^
    道すがらの様子を画像にて表現されて素晴らしいですね。
    それに、素晴らしい風景・花嫁像と花嫁街道の細い道・・・昔の様子を想像しながら楽しませて頂きました。

    スタイル抜群の自画像さんの思いが伝わってくるようです。

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  18. katsuraさん、こんにちは。
    そうですか、栃木ですか、いいですね。
    ありがとうございます。そんなに褒めて頂き、光栄です(^o^)丿。この日は天気がすごく良くて、いいハイキングが出来ました。その時撮った写真は何回かに分けてアップしていきます。

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