「ハナイソギク」と「イソギク」
近くの海岸の植込に群生をつくって咲いていました。イソギクの香りはちょっとくせがありますが、ハナイソギクは菊のいい香りがしました。まとまって咲いてる光景は見事なものでしたね。
『イソギク』とはキク科キク属の植物の一種。学名Chrysanthemum pacificum(シノニムAjania pacifica、Dendranthema pacificum)。磯の菊ということからイソギク(磯菊)の名がある。
多年草で地下茎を出して株立ちになる。葉は楕円形から倒楕円形で、大きく丸い鋸歯が入る。葉は厚く、表は緑色だが、裏側は白い毛が密生する。花期は10~11月頃、多数の頭花を散房状につける。花は筒状花のみで舌状花はない。つまり外側に花びら状の花が並ばない。
千葉~静岡、伊豆諸島の海岸に自生するが、各地で栽培されている。
『ハナイソギク(花磯菊)』
イソギク(磯菊)とほぼ同じ場所に分布する多年草で
イソギク(磯菊)の花は黄色い筒状花だけで構成されていますが
ハナイソギク(花磯菊)にはこんな風に白い花びらがあります
これはイソギクとイエギク(家菊・中国原産の園芸品種)との自然交配種という説と
イソギクの祖先型が戻った「祖先返り」という説もあります
Erik Satie《二つの夜の夢》
F.Kleynjans 《La_Mignonnette》
貴志 康一作曲/Jun-Tさん編曲《風雅(みやび)小唄》
2007-11-29
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こんばんは
返信削除ハナイソギクは先日別の方のブログで初めて見ました。
花心はまんまイソギク、花びらがあるんですね。
実物見てみたいです。
ハナイソギクはきれいな花ですね。
返信削除香りもよいのですね。
人工的な園芸品種かと思いましたが、
そうではなさそうで、
自然の造形に今更ながら感心しています。
一面に咲いているのは素晴らしいですね。
胡蝶尼殿、こんばんは。
返信削除ハナイソギクもイソギクも普段はあまり見かける機会がないですね。わたしも今年初めて見たんですよ。何年も住んでいるのに(-_-;)。ハナイソギクの方が花は大きいです。
capucinoさん、こんばんは。
返信削除いい菊の香りでしたよ。実はわたしも園芸品種と思っていたんです。Webは色々、知識が得られて勉強になります。
ハナイソギク、みごとな株立ちですね~
返信削除こんなきれいな花が自生しているなんて
驚きました。
ウチでは、イソギクを育てていましたが
それから増えたと思われる株に花が咲き
ました。
イソギクと思いこんでいたのですが、花
びらがあって、変だナ…と思いました。
ハナイソギクだったんですね…^_^;
イソギク、ハナイソギク共に今年ブログで知りました。
返信削除今日の小次郎さまのブログで、更に知識が豊富になりました。
今度は本物を見てみたいです。
こんにちは。
返信削除「ハナイソ菊」って初めてみました。
とても愛らしい姿なのですね^^
それに花びらが可愛いです。
香りも良さそうですし、実物を見たくなりました~♪
風恋さん、こんばんは。
返信削除前に見せて頂きました。お同じですね。風恋さんのとこのは自然交配のようですね。貴重なものと思いますよ。
akkoさん、こんばんは。
返信削除わたしもイソギクは前から知っていたんですが、花ビラの付いたのは初めて見ました。ちょっと違うなぁとは思っていたんですよ。やはりハナイソギクの方が香りもいいし、花姿もきれいですね。海岸に自生するそうです。
katsuraさん、こんばんは。
返信削除ハナイソギク、可愛いでしょう~。鮮やかな黄色と周りにある小さな花びらが印象的でした。こちらではハナイソギクの方が開花は早かったです。