七回目です。いよいよこのシリーズも次回で最終となります。
名前は分りませんが、鮮やかな赤い実です。

今回の目的の花「ソナレマツムシソウ」です。
ソナレマツムシソウのソナレとは磯馴れ(磯になれる)の意味。その名の通り海岸に生育し,高原に咲くマツムシソウと違い,背が低く葉が厚いのが特徴。うす紫色の可憐な花が季節になると海岸で見ることができる。ここで咲いているのは海岸から上がってきたようです。一枚目は切通の絶壁に咲いているものです。


「メドハギ(目処萩)」です。
占いに使う 筮竹(ぜいちく) の「筮」の字はメドギとも読みます。メドハギの真っ直ぐな茎は「筮」として使われて、メドギにするハギで→メドハギという名前がついたようです
花も葉もふつうの萩(?)より小さく、直径7ミリほどの花は、葉の付け根に付いています。赤みが少ないせいか、ふつうの萩より、かなり地味に感じます。

「マツバラン」です。
マツバラン科のシダ植物。マツバラン科では日本唯一の種である。日本中部以南に分布する。
特徴
茎だけで葉も根ももたない。胞子体の地上部には茎しかなく、よく育ったものは30cmほどになる。茎は半ばから上の部分で何度か2又に分枝しする。分枝した細い枝は稜があり、あちこちに小さな突起が出ている。枝はややくねりながら上を向き、株によっては先端が同じ方向になびいたようになっているものもある。その姿から、別名をホウキランとも言う。

「ガマズミの実」です。これは食べてみました。昔懐かしい味で、ちょっと酸っぱかったですが、甘くて上手かったですよ。